ルームエアコンのエアコン室内機の寸法規定とは

ルームエアコンのエアコン室内機には、寸法規定タイプと寸法フリータイプとに区分分けされていますが、これは何を意味しているのでしょうか。
寸法規定タイプとは、エアコン室内機の寸法が横幅800ミリ以内かつ高さが294ミリ以内の製品の事をさし、それ以外のサイズの製品が寸法フリータイプとして定められています。
それがどのような意味を持っているのかと言いますと、家電製品で重要視される省エネ性能を算出するのに利用されています。
ルームエアコンは冷房能力に違いが有り、部屋の大きに合わせて性能が異なっています。その冷房能力はキロワットで表されていてルームエアコンでは10段階に分けられていて、ワット数が大きいほど冷房能力が高くなっています。そのうち4キロワット以下の製品の省エネ性能の目標値に寸法規定が使われています。これは省エネ性能の表示には、エアコンの大きさが関係しているという事を意味しています。一般的にエアコンはサイズが小さくなるほど、省エネ性能を高くするには高度な技術が必要になります。するとサイズの大きい寸法フリータイプとサイズがコンパクトな寸法規定タイプが同じ省エネ基準の目標値では、寸法フリータイプの方が目標を達成しやすくなるため不公平となります。ですから、寸法フリータイプの方が寸法規定タイプのエアコンよりも目標値を高くする事で計算が公平に出来るようにしています。このようにしてルームエアコンの省エネ基準の目標値が決まる事で、エアコンの性能を加味して計算すると、エアコンのサイズに関わらず、等しい基準で省エネ基準達成率が算出されるという事になります。